KAT-TUNのデビュー曲について詳細を解説します。
気になる売上や、作詞作曲は誰なのか、また、今までのジャニーズの楽曲にはなかった歌詞や、主題歌だったドラマについても調査しました。
また、KAT-TUNのデビュー当時が、どれだけすごかったのかについても振り返ります。
KAT-TUNのデビュー曲の詳細
KAT-TUNのデビュー曲は、『Real Face』(リアルフェイス)です。
曲中に舌打ちがあるなど、やんちゃでちょっと悪い雰囲気があり、現在、KAT-TUNファンはもちろん、ジャニーズファン全体からとても人気のある楽曲です。
デビュー曲の発売日は、【2006年3月22日】で、
- シングル『Real Face』
- アルバム『Best of KAT-TUN』
- DVD『Real Face Film』
を同時にリリースするという異例のデビューでした。
売上は?
KAT-TUNのデビュー曲『Real Face』の初動売上は75.4万枚です。
この初動売上の記録は、2020年1月にデビューした、SixTONES VS SnowManに破られましたが、ジャニーズに語り継がれている伝説の初動売上記録です。
その後、『Real Face』は発売から9週目に100万枚を売上げ、ミリオンを達成しています。
作詞作曲は誰?
KAT-TUNのデビュー曲『Real Face』(リアルフェイス)は、作詞作曲についても注目されました。
- 作詞 スガシカオ
- 作曲 松本孝弘(B´z)
作詞は、スガシカオさん。
1998年に発売した、KAT-TUNの先輩グループであるSMAPの名曲『夜空ノムコウ』の作詞をしたことでも有名です。
作曲は、B´zの松本孝弘さん。
B´zは1988年にデビューしていますので、『Real Face』を作曲した時にはすでに知名度がかなり高く、話題になりました。
歌詞は?
KAT-TUNのデビュー曲『Real Face』(リアルフェイス)は、歌詞が特徴的と言われています。
ジャニーズのグループではなかなか表現されないフレーズが、歌詞の中に多く登場するためです。
アスファルトを蹴り飛ばして
退屈な夜にドロップキックした
つもりすべって空振り
ギリギリでいつも生きていたいから
Ah ah ここを今飛び出して行こうぜ
『蹴っ飛ばす』『ギリギリで生きていたい』など、従来のキラキラジャニーズとは一風変わった、ワイルドな雰囲気に釘付けになるファンが相次ぎました。
ラップ担当は?
KAT-TUNのデビュー曲のラップ担当は、脱退メンバーの田中聖くんです。
メンバーの脱退が続き、現在のラップ担当は誰になっているのでしょうか?
『Real Face』は、3人で活動する際に『Real Face#2』として、歌割を変更しました。
2018年3月に発売された『KAT-TUN 2018 FIRST IMPRESSION -Ask Yourself』に収録されています。
ラップは主に上田竜也くんが担当し、ラップの歌詞も変更になりました。
リリース当時と現在の歌詞が違うと言われるのは、このラップの部分を指します。
ラップの歌詞を変えた理由は、変更前のものは田中聖くんが【JOKER】の名前で作詞したものだったからです。
ラップの歌詞の中にも、【JOKER】というフレーズがあったため、変更しました。
ドラマの主題歌だった?
【Real Face】は、ドラマ主題歌やCM曲に使われていたのでしょうか?
アレンジを加えた【Real Face#1】が2006年に放送されたドラマ『Happy!』『Happy!2』(共にTBS系)の主題歌となっています。
そのドラマには、脱退メンバーの田口淳之介くんが出演していました。
KAT-TUNのデビュー当時秘話
KAT-TUNのデビュー当時は、どのようなグループだったのでしょうか?
他のジャニーズグループの後輩が「KAT-TUNはすごかった」と口をそろえて発言していますね。
デビュー曲が大ヒットした他にも、デビュー当時のKAT-TUNのすごい記録をまとめてみました。
- 8日間連続東京ドーム公演を行う(2009年)
- デビュー曲~5枚目までのシングル初動売上が連続で30万枚超え
- デビュー年に24時間テレビ(日本テレビ)のメインパーソナリティーを務める
特に24時間テレビのメインパーソナリティーは驚きですよね。
やんちゃで不良なイメージがありながらの大抜擢。
事務所から期待をされていたことがわかります。
KAT-TUNは怖かった?
後輩だけではなく、先輩からも怖がられていたKAT-TUN。
当時活躍していた、SMAPやTOKIO、嵐やタッキー&翼とは違う、【いかつくてワイルドなイメージ】がありました。
デビュー当時はまだ20代前後と若かったため、楽屋で殴り合いのケンカをしたこともあったそうです。
後輩にあたるHey!Say!JUMPやSexyZoneのメンバーは、以前テレビに出演した際に、「昔のKAT-TUNは怖くて後輩総立ちで挨拶をしていた」と話しています。
KAT-TUNのデビュー曲まとめ
KAT-TUNのデビュー曲『Real Face』(リアルフェイス)について、まとめました。
- 作詞はスガシカオさん、作曲はB´zの松本孝弘さんが担当
- デビュー曲としては異例の初動売上74.5万枚
- 2018年に『Real Face#2』としてラップ歌詞を変更
以上のことがわかりました。
また、KAT-TUNがデビュー当時どのようにすごかったかも調査しました。
従来のジャニーズグループとは違い、やんちゃで不良なイメージを持たれていましたが、人気がとても高かったことがわかります。
もちろん怖かったイメージはあるのかもしれませんが、中島裕翔くん(Hey!Say!JUMP)が小学生だった頃、KAT-TUNの楽屋にあいさつに行くと「小さいのにえらいね」と言われたそうです。
その挨拶から、亀梨くんに顔を覚えてもらい、弟役で共演を果たしています。
怖いだけではなく、デビュー当時から、今も変わらず後輩にとっては優しい兄貴分なのかもしれませんね。
これからも大人の魅力あふれるKAT-TUNを応援していきましょう。